テラリウムやパルダリウムで植え込む植物というとどういった植物が思い浮かぶでしょうか?現在ベゴニアやシダ系の植物などが植え込み植物としてメジャーだとおもいますが、今回はマイナーですがとてもきれいなラビシア属とアルディシア属に属する植物の仲間について紹介したいと思います。
ラビシア属、アルディシア属について
ラビシア属、アルディシア属はともにヤブコウジ科に属しており似ている姿をしています。花の形状によってラビシア属とアルディシア属を区別できるようですが、葉の様子などは似ており花が咲かない限り区別は難しいと思います。
ラビシア、アルディシアの何がいいの?
ラビシア属、アルディシア属を育ててきて何が良かったのか下の方でまとめてみましたのでぜひご覧ください。
葉っぱが魅力的
見てもらえればすぐに分かってもらえると思いますが、葉っぱがとても特徴的で他の植物にはない質感が魅力です。
下の写真はLabisia ‘ジュエルラビシア’と呼ばれている種です。葉のパターンはどことなく爬虫類感があって、蛍光色の緑の派手さが魅力的ですね!
下のArdesia sp.はゴツゴツとした葉っぱに緑から茶色の色がつくタイプ。これも大きくなると見ごたえがありますね。
かなり丈夫
育ててみるとわかるのですが、葉もかなり厚く硬いのでちょっとやそこらの熱帯植物に比べると丈夫です。常湿での栽培も可能ですが、土の乾燥には弱いですので、水やりをしっかりすることが大切です。
増殖も簡単
ラビシア・アルディシアは葉っぱが丈夫なため葉挿しでの増殖が簡単です。カットした後もちょっとやそっとでは枯れないです。葉挿しで葉っぱが2枚程度になったあとであれば、根っこもしっかりしているので用土への植え替えも簡単です。
ラビシア、アルディシアのイマイチなところ
成長が遅い・葉挿しに時間がかかる
増殖は簡単なのですが、成長がとても遅く2・3ヶ月で葉っぱが1枚増えるかなと言う程度です。葉挿しでも水ゴケに植えてから早いもので2ヶ月程度で茎を伸ばして最初の葉が出てくるものもありますが、長いものだと茎が出てくるのに半年程度かかるものもあります。
大きくなると地味になっていくものが多い
ラビシア・アルディシアの葉っぱはとてもユニークで色も派手ですが、おおきくなるにつれ地味になっていくものも多いです。しかしこれもこれで趣があっていいものです。葉挿しでまた子株からまた始めることも可能なので、ぜひ大きく育ててみてください!
最後に
いかがでしたでしょうか?
この記事では紹介できなかった魅力的なラビシア・アルディシアがまだまだありますのでぜひお気に入りの1株を見つけてください!
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