ベゴニアの分類について

ベゴニアとは主にベゴニア属に属する植物です。(Hillebrandiaというハワイ固有の属の植物を含めることもあります。
ベゴニアは花が咲く植物(顕花植物)のなかで5番目に大きい属で現在1800種とその雑種が存在すると言われております。分布としては、世界中の熱帯の広い地域(パントロピカルといいます)に分布していますが、例外的にオーストラリアには分布していないようです。かなり興味深いですね。
今回はそのベゴニアの分類について調べて、まとめてみました。今後、追加情報があればこちらに追加していきます。

ベゴニアの分類について

ベゴニアは種同士の交配により簡単に雑種が作れるので、分類が難しいと言われており、現在販売されているベゴニアは世界中の多くの原種のハイブリット(雑種)であるといわれております。
(僕はハイブリットが多いベゴニアの世界で実は原種を集めているマニアの一人です笑)
アメリアのベゴニア協会ではベゴニアを以下の3つのカテゴリーに分けています。
  • 根茎性 rhizomatous begonia
  • 結節状、塊茎状 tuberous begonia
  • ひげ根性 Fibrous-rooted begonia

根茎性ベゴニア rhizomatous begonias

根茎性ベゴニアの一種のBegonia versicolor

根茎から新しい節を発生するタイプのベゴニア。

根茎は厚い地下性の茎で水平に育って育ち、ベゴニアでは最も大きいグループと考えられ、数百の種と数千の品種があると言われており、多くはコンパクトで丸いもしくは星型の葉を持つ物が多い。
花芽分化には短日の日照が必要なものが多いようで、もともとは室内用として考えられていたが近年は日陰の花壇でも栽培されるようになっている。

結節性・塊茎性ベゴニア tuberous begonias

結節性ベゴニアの一種のBegonia variabilis

ポテトに似たでんぷん質の塊茎を持ち、同じ芽から根と茎を出す。
ハイブリッド球根性ベゴニアには古い大輪のベゴニアが含まれており、花の色は白、ピンク、赤が多いが、黄色や紫オレンジなどの色も存在するようです。花はとても大きく、時折八重咲きで見つかるようです。
僕もいくつかの原種の球根性ベゴニアを育てていますが、環境の変化などにより休眠のスイッチが入るとすぐに溶けはじめ、球根になってしまいます。現在この球根たちを目覚めさせるにはどうするのが良いか探っております。

ひげ根性ベゴニア Fibrous-rooted begonias

ひげ根性(矢立型)ベゴニアの1種のBegonia negrosensis

根茎や結節性ベゴニアもひげ根を持っているベゴニア以外のベゴニアたちをいいます。

センペルフローレンスグループ SEMPERFLORENS GROUP begonias

英語ではテカリのある葉っぱの特徴からワックスベゴニアと知られる。直立した茎、艶のある丸い葉
で緑やブロンズ色の葉が多い。花は小さいが数があり、赤、ピンク、白色など様々な色がある。
種から一般的に育てられ、一年中育つ。秋や冬には室内に取り込む必要があるものもある。

矢立型 cane-like begonias

竹のような直立した茎を持つタイプのベゴニア。
葉のアシンメトリー具合(左右非対称性)が大きく、尖って、羽の形をした葉が特徴でAngel Wing Begoniasと呼ばれることもある。
草姿は多種多様で、輝いていたり、毛が生えていたり、カラフル、ドットがあるものもある。花はワックスベゴニアと似てる。

叢生型 shrub begonias

枝を多く出すベゴニア
花壇に最適
育てるのが簡単で、白い花を持つものがほとんどだが近年ピンクや赤の花もある
大きさも様々で30cmから360cmにもなるものがある

つる性型 Trailing-Scandent begonias

ハンギングにもってこいのタイプのベゴニア。
自生地では木に登るようにもしくは地面のギャップを埋めるように生えているようで、外側の壁のトップに植えて垂らすように育てるとよいようです。白やピンクの花が咲くものが多い。

多肉性(厚い茎を持つ)thick-stemmed begonias

1.2本の直立した茎を持ち、自然に枝分かれすることはないタイプのベゴニア。
比較的日光が好きですが、正午付近の光は葉焼けをもたらすので注意。太い茎は見どころの1つで、育つにつれて低い部分の葉を落とし、幹がしっかり見えるようになる。

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