ルディシア・ディスカラーについて(栽培環境・方法)

 

ルディシア・ディスカラーの属するLudisia属は1属1種で、その一種こそがLudisia discolorです。

一言でルディシア・ディスカラーの1種といっても変異が大きく、多くの品種が存在しております。

僕の持ってるルディシア・ディスカラーだけでも4品種ほどあります。

地味な品種もありますが、とても奥深い種です。

ルディシア・ディスカラー(Ludisia discolor)の名前の由来

属名であるLudisiaは1説ではイギリスの植物コレクター・栽培家のHugh Lowさんの名前からきているといわれております。植物の学名ではよく熱狂的なコレクターや研究者に敬意を払い、その名前を学名の由来とすることもありますが、この属名もその1つの例といえるかもしれません。

種名であるdiscolorは「違う色」という意味からきており、この記事の冒頭で説明したようにいくつかのカラーバリエーションがあったことから名付けられました。

ルディシア・ディスカラーの育て方

ルディシア・ディスカラーの栽培の歴史は長く、長期間選抜されてきたからかとても育てやすく、マコデス・ペトラ並に育てやすいでしょう。乾燥にも強く、少しの間水切れになっても簡単には枯れません。

また育てる用土に関しても特にうるさくなく、水苔、小粒の軽石、赤玉ベースの土や腐葉土ベースの土でも問題なく育ちます。僕の環境では小粒の軽石で栽培しているものが根張りがよい気がしています。是非試してみてください。

ルディシア・ディスカラーの栽培で気をつけておきたい点としては最初から大きめの鉢で育てることです。この種は生育すると葉も大型になりさらに茎を匍匐させながら、広範囲に栽培面積を広げるため、それを想定して大きめの鉢で育てるとよいでしょう。

ルディシア・ディスカラーの品種について

Ludisia discolor ‘Flamingo’

ルディシアのなかでは脈がしっかり入るタイプで、脈が少しピンクっぽい品種になります。

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