ジュエルオーキッドの魅力

ジュエルオーキッドとは

皆さんはジュエルオーキッドと呼ばれている植物たちを知っていますか?

ジュエルオーキッドとは英語の意味で分解するとジュエル(jewel:宝石)とオーキッド(orchid:ラン)、つまり日本語では宝石蘭と呼ばれているランの仲間を指します。ランといえば花を楽しむというイメージがあると思いますが、ジュエルオーキッドは葉にキラキラとした葉脈を持っており、本当に宝石にように輝いており、普通のランとは一味違った魅力があります。

ジュエルオーキッドと呼ばれているランの仲間

ジュエルオーキッドと呼ばれる植物にはしっかりとした定義があるのかというと実はそこまで厳密には決まっていませんが、今回はジュエルオーキッドと呼ばれる植物たちの中で代表的な属を紹介したいと思います。

1.マコデス属(Macodes属)

マコデス属は現在のところ11種が報告されており、薄暗い森林の中に生息していることが多いようです。

マコデス属の中にはおそらく世の中でジュエルオーキッドで一番有名なMacodes petoraがあります。

Macodes petora

緑色の葉に雷のように光る葉脈が魅力的な種です。

2.ルディシア属(Ludisia属)

ルディシア属は1属1種の属で、Ludisia discolorが種となっています。

1種しかないにもかかわらず、園芸的に長い歴史があり、葉脈のパターンや色が多様でいろんなタイプが存在します。

Ludisia discolor var. Alba
Ludisia discolor ‘Flamingo’

3.アノエクトキルス属(Anoectochilus属)

約50種存在すると言われています。

上記の2つに比べて葉脈が細かく、雑種を含め多くの品種が存在します。

Anoectochilus roxburghii ‘Gold bar’

4.グッディエラ属(Goodyera属)

約25種が確認されている属です。

ジュエルオーキッドの中ではもっとも細長い葉を持ちます。

Goodyera hachijoensis var. matsumurana

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