ベゴニアといえば、お家の庭や学校などで育てているピンクや赤の花の植物というイメージも強いですが、実は世界には1800種ものベゴニアが存在していて、さらにそれらの交配によって新たな交配種が毎年次々と作られています。
今回はその中でもまだ人為的に育種(交配していいものを選抜する作業)されていない、原種のベゴニアを写真付きで紹介したいと思います。
Begonia sp. Sarikei RIO便
このベゴニアは僕が熱帯植物を集め始めた頃に買ったベゴニアですが、ずっとお気に入りのベゴニアの1つです。明るい緑色の葉っぱに赤い葉脈、白い模様が葉脈の間を埋めるように入ります。大きくなってくると白い模様は段々と無くなっていきます。このベゴニア自体とても育てやすく、加湿環境でも常湿環境でも育ちます。
Begonia susaniae
このベゴニアは葉が凸凹で更に一部が針のように尖るタイプのベゴニアです。色も少し透き通ったような色をしていてとてもきれいなベゴニアです。成長はかなり遅いですが、丈夫で育てやすいです。
Begonia sp. from Julau
マレーシアのジュラうというところで採取されたベゴニアのようです。細葉で幼い頃はピンクのドットが入り、大きくなるにつれ白いドットに変わっていく面白い性質を持っています。
Begonia sp. from Julau [R1214-01b] ボッチ株
Julauで取れた株の中で特に特徴があるものが合ってそれが「ボッチ株」と呼ばれているようです。こちらは上のものに比べるとピンクとなる面積が大きく、葉も上のものと比べると幅広で大きくなります。
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